歌舞倶楽部こども巫女
巫女舞について
「巫女舞」とは、文字通り、神社に奉職する巫女たちによる舞のことで、祭祀の際に、奉納されるもののことをいいます。
高岡關野神社でも祭礼日、また折りにつけて「巫女舞」をご覧いただくことができます。職業巫女がいない当神社で、この役目を担っているのが「歌舞倶楽部」の児童・生徒たちです。
「歌舞倶楽部」は、日本の美しい伝統・文化を体感する場を提供し、神社に親しみをもってもらおうとの目的で、平成十四年に発足しました。
ほとんどは、春季例大祭に巡行する「御車山祭」の山車を持つ町内「山町」に縁の、また校下の息女で、偶然にも「氏神の社に氏子の家の女子を神仕えに上げる」という、昔はよくみられたしきたりに倣うような形で繋いでいるのは全国的にも珍しく、とてもありがたいことです。
子どもたちによる「巫女舞」は、当神社の祭祀・年中行事の際に奉納しておりますので、ご参拝の折りにご覧いただけます。神様とご一緒に、愛らしくも清々しい舞姿を楽しんでいただければ幸いです。
歌舞倶楽部について
学業・学校行事に支障がないスケジュールで月二回、二時間の稽古を一年を通して行い、祭礼日や、特に春季例大祭の一連の祭祀・行事が近づくころは、毎週の土日、一日六時間以上にもなる稽古に真摯に取り組んでいます。
活動内容は「巫女舞」の稽古・奉納から、神社での祭祀・行事などへの奉仕にまで及びます。舞は乙女舞とも呼ばれる「豊栄の舞」や祭祀舞「浦安の舞」の扇・鈴の舞を主として、学齢・習熟度によって順次習得、また「御車山祭」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを機に作舞した「梅の花」を、神社独自の舞として、祭祀や「御車山祭」の宵祭りなどの行事の際に奉納・披露させていただいてます。
募集時は、お知らせにてご案内いたします。
このイラストは、歌舞倶楽部メンバーが考えた、公式キャラクターです。近く、名前を募集したいと思います。